家事をやっているとみなさんひとつやふたつ納得いかないことがあるのではないでしょうか。
江草もあります。
たとえば料理のレシピ関係。
江草は料理のセンスがないので、実力をわきまえて基本的に料理本のレシピ通りに作ります。
しかし、せっかくご指導に忠実に従おうと思っているのに、往々にしてあやつらが登場するのです。
そう、「適量」とか「少々」とかいうワードです。
「適量」が分かってたら、最初から困らないわけですよと。
「少々」の方は目安があるという噂ですけれど、それでも江草の性格的にできるだけきっちりしたいので、そこをなんとか数値でお願いしたいのです。
あと、「火が通ったら」も困ります。
いつ通ったと判断するのか基準を示していただかないと、わかんないんす、それ。
他にもまだまだレシピ関連モヤモヤポイントあります。
いつも危ないなあと思うのが、「大さじ」「小さじ」が入り乱れる表記です。
レシピにそれなりの種類の調味料がズラっと並んでいると、けっこう「大さじ」と「小さじ」を見間違えそうになるんですよ。
「大さじ」と思って計ってたら、実は「小さじ」で、大変に辛くなってしまったりとか。
幸いにしてすぐに間違いに気づいたとしても混ぜてしまった分、調味料の無駄が出てしまったりとか。
だいたい、「大さじ」「小さじ」ってけっこう字面からして似てるんですよ。
こんなの、徹底的に見間違いを避けるために「右」「左」の表記さえ、「みぎ」「ひだり」とわざわざひらがなにしている医療界じゃ許されないですよね。
インシデントですよ、ヒヤリ・ハットですよ。
「大さじ」「小さじ」を見間違えないように注意して見るのは大変に疲れるので、なんとか見間違えないような表記にならないものですかね。
あと、「小さじ」で計りがち[1]ご家庭によっても違うかもしれないですが少なくともうちではな砂糖や塩が「大さじ」単位で表記されちゃうと、頭の中でいちいち3倍量で計算しないといけないのもつらいのです。
『時そば』的に、だいたい途中で「小さじ」何杯入れたか分からなくなりがちなので、間違いの元なのですよ。
とはいえ、これに関しては両方併記するのもまあ危険ではありそうですけれど。
そうそう、単位で言えば「カップ」もイライラポイントです。
「1/4カップ」って、もう「50ml」って言って欲しい!
というか、最初から”ml”という最強の世界共通単位があるのに、「カップ」表記しないといけない理由が分からないのです。
もっと言えば、「11/4 カップ」みたいな表記も困ります。
なにゆえ、あなた帯分数なの……。どうしちゃったの……。
これ、調味料が一列に並んでるところにスッと忍び込んでると、わりと先頭の「1」を見落として「1/4 カップ」で用意しがちなんですよ。
危険が危なすぎまするよ。
で、ええと、なんだか思った以上に料理のレシピばかり愚痴っておりますけれど。
他にも、定番の「どこからでも開きます」が開かなくてイライラする問題とか。
とある「浴槽に吹きかけて流すだけで大丈夫」という触れ込みの洗剤も、数日のうちにピンク色の水アカが発生するので結局ゴシゴシしてる問題とか。
色々ありますけれど、今日はこの辺にしておきましょう。
まあ、人生と同じで家事にも理不尽なことがあるものですよね。
そんなこんなにツッコミながらも、日々頑張るほかなさそうです。
以上です。ご清読ありがとうございました。
脚注
↑1 | ご家庭によっても違うかもしれないですが少なくともうちでは |
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