ブログの投稿スタイルをシンプルかつ気軽にしようと思い立ったところです。
それで、どうしたらそれを実現できるか考えていました。
Twitterのような気軽な投稿を目指すためには、ブログ投稿に伴う手間を極力なくさねばなりません。
wordpressではタイトルの設定、アイキャッチ画像の設定、記事URLスラッグの設定、カテゴリー設定、タグ設定、メタディスクリプション記述、SNS投稿設定が毎回出てくる作業です。ひとつひとつはたいした作業でなくても、これらが積み重なると容易に投稿に対する心の障壁になってしまいます。
タイトルの設定の手間を省きたい
まずタイトル設定ですが、これはブログである以上やらなきゃいけません。
ですが、これがなにげに面倒。
この記事でも以前書いてますが、実のところ、Twitterの気軽さの大部分はタイトルをつけなくていいことから生まれてると思います。
「書くこと=考えること」なのだから書きながら考えてるわけで、文章の終着点は書き始めには分かっていません。書きながらようやく自分で自分の言いたかったことが見えてくることが多い。
ですが、ブログ投稿画面は「ほら、あなた、まずタイトルを決めなさいよ」と言わんばかりのインターフェースです。これがよくない。「うわあ、タイトルが思いつかない、まだ自分は書くべき時じゃなかったんだ」と心がいきなり引き気味になってしまいます。
なので、とりあえず書き始めは「タイトルは無視」としていくことにしましょう。
最終的には何かタイトルをつけなきゃいけませんが、少なくとも書き始めにタイトルを考えるのは気軽なブログ投稿のスタイルに反します。
アイキャッチ画像の設定の手間は省けた
ブログ記事にはアイキャッチ画像の設定も必要です。
これも面倒です。
厳密に言えば、絶対必要というわけではないのですが、ブログのテーマやスキンは記事に画像がついてることを前提としてできているようで、画像がないとけっこうみすぼらしいんですよね。
今までは、unDrawというフリーイラストサイトさんの画像を適当に選んで貼ってましたけれど、この「選ぶ」という行為も確実に投稿の気軽さを損ないます。

なので、画像はつけなくても大丈夫なように仕立てました。
今使ってるCocoonというWordpressテーマでは、アイキャッチ画像が無い時のサムネイル画像を事前に設定できるので、それをとりあえず作ってみました。この記事の画像がそうです。
毎回このサムネイル画像が並んでしまうことになりますが、画像が無いよりは良いでしょう。
これで、アイキャッチ画像を毎回設定する手間が省けそうです。
記事URLの設定を省きたい
記事URL設定も面倒な作業の一つ。
ブログ記事はTwitterと違って、とりあえず何かURLを設定しないといけません。
無機質なユニークIDを割り振るのもできそうなのですが、リンクで貼ったりする時に数字の羅列のURLって怖くて踏めないですよね。一応は人間に意味が分かるURLにしたいところ。
投稿システムではご丁寧にタイトルをURLに自動で設定してくれるのですが、ここは日本語圏ですので日本語タイトルをそのままURLに持ってこられちゃうんですよね。日本語URLってシェア時の長いURLになる元凶なのでこれも避けたいところ。
というわけで、はなはだ辛いところではありますが、URL設定もタイトル設定同様に一手間必ずかかってしまいそうです。
タイトル設定よりは「最後に適当につけたらいいよ感」があるだけマシですが。
カテゴリー設定を省きたい
ブログ投稿にはカテゴリー設定も必要です。
本当はZettelkastenなどのカード式情報整理術に触発されてシンプルなブログ記事投稿を目指し始めたので、記事をカテゴリーという分類にこだわらないフラットな関係性にしたいのです。なのですが、ブログ投稿にはカテゴリー設定が避けられません。
一応、何も設定しないと自動で「未分類」という名前のカテゴリーに振り分けられるのですが、これはなんとも見た目が悪い。
また、カテゴリー設定を全くしないのもSEO的に良くないとか。
なので、これまたしぶしぶ設定はしないといけない作業のようです。
タイトル設定に比べると、ほとんどの場合既存のカテゴリーを選んでクリックするだけなので簡単ではあるのですが。
タグ設定を省きたい
ブログ投稿にはタグ設定も存在してます。
これは幸いにして必須ではないので、省くことができます。やったね。
ただ、カード式情報整理術でもタグやキーワードを付けるのは有用な手法とされてるので、つけておくと後々良いことがあるのかもしれません。
でも、今まで自分の過去記事を見つける時は検索で発見することばかりで、タグで引っ張り出した記憶がないのでやっぱり必要ないのかも。
これは今後も要検討です。
メタディスクリプション記述を省きたい
メタディスクリプション記述もできれば避けたいけど避けにくい作業の一つ。
メタディスクリプションとは記事をSNSでシェアした時にちょろっと出てくる説明文です。
必ず設定しないといけないわけではないですが、設定しないと記事の冒頭の文章を表示する仕組みになっていて、見た目的にも悪いですし、冒頭の文章で内容が示せてるとも限らないので、ちょっと落ち着かない感じがあるんですよね。
なので、概要を一文で示すぐらいはしときたくなってしまいます。
SNS投稿設定を省きたい
SNS投稿設定も省きたいけど、難しそうです。
このブログのような弱小ブログでは、ただ公開するだけでは陸の孤島でまず誰も訪れません。
もちろん、記事を書くことはPVを稼ぐことが目的ではないのですが、いくら地道にやるにしても「看板を出さずにお店を開くスタイル」はちょっと玄人すぎますよね。
なので、SNSにブログ更新を知らせる作業はどうしても必要にはなってきます。
そうするとSNS投稿時の文面をどうするか悩むことになります。
メタディスクリプション記述をそのまま載せて、多少アレンジするぐらいが良いのかなあと今のところは考えてますが、これも今後要検討なところですね。
Twitterに比べるとブログ投稿は小さな手間が多い
こう見てくると、ブログ投稿の省力化はなかなか難しいところがあります。
Twitterに比べると、細かい手間が少しずつあって、やっぱり気軽さの点ではTwitterに2歩3歩不利なことは否めません。
ついつい人がTwitterに惹きつけられてしまうのも無理はないですね。
ただ、ブログにはブログの良さがあって、なにもブログがTwitterにならなければいけないわけではないでしょう。
ブログなりにできるだけ「シンプルで気軽な投稿」を心がけるのは無意味ではないはずです。
今後もどうしたら快適に投稿できるか、模索していきたいと思います。
コメント