おはようこんにちはこんばんは、江草です。
今日は「狂気」についてのお話を。
トップ配信者の「狂気」
子どもたちの将来なりたい職業ランキングで「YouTuber」が出てくるようになって久しくなりました。
「YouTuber」と聞くと「好きなことして生きていく」というキャッチコピーから、なんとなく「楽して稼げる」ようなイメージありませんか。子どもたちももしかするとそんな「楽して稼げる」のイメージからなんとなく憧れを持ってるのかもしれませんね。
でも、例えば名実ともにトップYouTuberのHikakinさんを見てみましょう。ドキュメンタリーなどを見ると、毎日毎日動画配信のためにものすごく時間と労力を割いているんですよね。動画自体は10分程度とかで短いのですぐに作れるように感じちゃいますが、撮影だけでなく編集作業もあり、いくらでもこだわれるので、動画配信は全然楽じゃないようです。
実際、お時間ある方は、Hikakinさんのチャンネルの過去の動画一覧をみてみてください。9年ぐらい前のものから、ブレイクする前の時代を含めて、まさしく無数にあります。スクロールしていっても、全然終わらないです。きっとスクロールするたびに延々と出てくる動画に永遠を感じて、どこかで冷や汗が出てくると思いますよ。
まさしく動画に対して人生をかけているHikakinさんの姿勢が感じられますよね。
こんなに来る日も来る日も、一日中動画を作り続けること、みなさんできるでしょうか[1]しかもブレイクしてまずお金には困らなくなってるにもかかわらず、です。
ここまでくると「狂気」感じませんか?
「狂気」とは究極の「自分らしさ」
一般的にはあまりいい言葉ではないですが、ここでいう「狂気」はめちゃくちゃ褒め言葉です。
「狂気」とは究極の「自分らしさ」だからです。
「狂気」というのは本人が言う言葉ではなく、他人が評して使う言葉です。「自分ではそんなことできる気が全くしない」そうした感情が込められます。
他人ができる気がしないことを、自分はやり続けられる。それはすなわち、自分だけが熱中できる、夢中でできることに他なりません。まさしく究極の「自分らしさ」です。
だから、他人に「狂気」を感じさせるぐらい、何かを実行できていたら、それは「自分が自分らしくいられている証拠」です。すごいことなんですよ。
もちろん「狂気」を出せたら、必ず幸福になれるとか、成功できるとか、そんなことは保証できません。
ただ、自分らしく生きたいのに生きられなくて悩んでる人は、周りの人から見て「狂気」を感じさせることを目標にすると少し道筋が明確になるのではと思います。
自分らしいというのは、周りからみると「ドン引き」されるものなんです。
周りの人に好かれようとか、嫌われないようにとか、そういうレベルすら超えていきましょう。
もちろん江草も皆さんに「狂気」を感じさせるぐらい頑張る所存です。
以上です。ご清読ありがとうございました。
脚注
↑1 | しかもブレイクしてまずお金には困らなくなってるにもかかわらず、です |
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