定期的にブログのリンク切れを確認しています[1]リンク切れを確認できるプラグインを使っています。
実際、引用している記事などのリンク切れがしばしば出てくるんですよね。
それでは具合が悪いのでその都度修正しています。
ブログを書いているとニュース記事や、個人のツイートを参照することは少なくありません。
特に、ネット上で議論になる話題というのは、きっかけが一つの記事やコメントであることも多く、引かないわけにもいかないところがあります。
ところが、冒頭でも書いたようにブログ内で引用した記事はしばしば「消える」ので困りものなんですよね。
たとえば、Yahoo!ニュースの記事なんてすぐ消えます。
Yahoo!ニュースと言えば、ほとんど国民的と言っていいぐらいの膨大な閲覧数を誇るニュースポータルサイトですが、ほんとサクッと消えるのです。
記事にもよりますが1週間程度で消える事が多いです。
なので、Yahoo!ニュースで見た記事に反応してブログを書こうと思い立ったとしても、それを素直に引用するとすぐにリンク切れになるのが明らかなので、わざわざ他メディアの同様のニュース記事を探し出さないといけなくなります。
これが本当に面倒です。
しかも、他メディアでさえ消えないわけではありません。
ちゃんと傾向を測定したわけではありませんが、NHKのニュース記事なんかもけっこう消える印象です。
また、新聞社の記事は有料コンテンツの場合も多く、消えないとしても部分的にしか読めないので引用に不向きなことがあります。
結果として、ちょうどいい引用元がなくなってしまうことが起きてしまうのです。
もうそういうものと割り切ることができたらいいのですけれど、江草としてはブログ記事を「フロー」としてでなく「ストック」として書いてるつもりなので、後から見て「これ何の話だっけ」となるのはやっぱり寂しいものがあります。
対策として、ウェブ魚拓などの、アーカイブツールを用いるのも手でしょう。

それも考えました。
でも、最初から全ての記事を魚拓化するのも面倒ですし、そもそも魚拓ができない設定のサイトもしばしばあります[2]サイト側でタグを入れると魚拓禁止ができるのです。
だから、やっぱり元々のサイトで残ってほしいなと思ってはしまいます。
個人のTwitter上のツイートなんかは、消えるのも仕方ないとは思うのです。
ほんというと残しておいて欲しかったツイートもありますけれど、個人ですから「忘れられる権利」を行使したい時もあるでしょう。
ただ、Yahoo!ニュースなど、大規模に組織だって営利で運営されていて、人々に対する影響力が強いサイトはもう少しなんとかならないものでしょうか。
なんならSNSボタンを配置してシェアはどんどん奨励しておきながら、閲覧数が稼げる「旬」が過ぎたら即座に消してしまうわけですから、これはメディアとしての責任ある誠実な立場かと言うと疑問が残るところと思います。
今やネットメディアは紙の新聞や書籍と肩を並べる巨大コンテンツに成長しましたし、各主要サイトの引用やアーカイブの利用可能性の担保はもっと求められていいのではないでしょうか。
以上です。ご清読ありがとうございました。
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