守破離といいながらも、型も覚えずにいきなり破や離にいく人たちが多いがそれは「型なし」と言うのだ、的な言説は多い。 確かに、なにごとも訓練や学びの危険は必要であるので、ごもっともではあるのである。 ただ、守破離の離をさせないために修了証明を延々出さない保守戦略がある。悪用されてるのである。 いつまでも修了させることがなければ、破や離を容認することは永遠にないわけで、その業界内のヒエラルキー構造や型が変わることなく残り続ける。 そういう小狡い戦略がまかり通ってる以上、結局どこかで「型なし」批判を受けないと破も離もできないのも現実である。もちろん、だからといって、破や離をするものが良い土台を培っているという保証はないのだが、「ちゃんと学べ」と言う者たちはおそらくいつまでも「学べ」と言い続けて異端を認めることはないであろう。